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Rapha Gentlemen's Race Oguni 2014

EVENT

2014.04.22

思ってもみなかった、2度目の Gentlemen's Race。
舞台は火の国熊本は阿蘇。

順位を競うのではなく、5人で助けあってゴールを目指すレース。
そして、今回はチームで走るということの意義を改めて考えることができた。

ちはちゃんとちゅなどんは前回と同じメンバー。
またふたりと一緒に冒険できるのは、なによりも嬉しいしワクワクしていた。

やましょうは3度目のRGRを走る。仕事で時間の捻出が難しいところを、
少しでも走れる時間を作ってくれて、一緒に走る雰囲気を盛り上げてくれた。

2児のママでもあるまりちゃんはRGR初参戦。
少しの時間しかとれなくても一生懸命走って準備していたし、
東京で一緒に走る機会も作ってくれた。

そうして、別々ではあったけど全員と何度か一緒に走ることができて、
気持ちを沿わせていける時間があったのはすごく良かったと思っている。

***

早朝は少し寒さを感じたけれど、前日の雨も上がって素晴らしい自転車日和。

太陽が上るなか進むルートはすぐに林道へ入り、
最初からどんどん上っていく。
湿ったみどりの濃い空気を吸い込みながら進む。
木漏れ日が差し込む道は、本当に美しい。

TeamBNP

満開の黄色い菜の花畑、
ときおり舞い落ちてくる白い桜吹雪、
しっとりとした樹の香り、
苔むした大きな岩場から流れる川の音、
まだ水の入ってない田んぼから聞こえるカエルの声、
家の縁側からは小さな応援団の大きな声援。

***

KOMに設定されたラピュタの道と呼ばれるルートはおそらくこのレースのハイライト。
誰もがそのクライマックスに向けてときめいていたと思う。

そこへ向けてみんな頑張ったけど、
あまり上手にできなかったかも知れない。

少しでも先へ進むことを考え、
ひとりで先行してもらった為に道に迷わせてしまい、
結局時間を費やしてしまった。

上りで少し遅れてしまう仲間がいて、
そばに付いているとプレッシャーになるのかな...と思って、
少し先を進んで待っているという方法をとってみたけど、
それで良かったのかどうか今でも分からない。

ある時点から残りの距離と時間を照らしあわせてみると、
少しずつ完走することが難しそうな状況が見えてきた。

あ、だから Gentlemen's Race なんだ。
もう、完走目指して先を急いでいる場合じゃない。
と感じて、なんで最初からそうしなかったんだろうと後悔しながら、
そこからは彼女のそばを離れないように走った。

もっと早くからそうしていたら、
体調の変化にも早くに気づいてあげられたのに、
チームで走るってそういうことじゃないのかと自分が情けなくなりつつ、
「憧れのラピュタの道」と言っていた彼女に、
少しでも見れるところまで近づけたらいいのにな...と思いながら進んだ。

けど、やっぱりたどり着けずに時間がきてしまった。

***

何かトラブルが起きた時に、お互い助け合えるように。
分かっていたはずだったのに、分かってなかったみたいだ。
チームで走るってどういう意味なのか、
ただ素晴らしいコースを楽しみ完走するだけではない「何か」が、
何なのかを思い知らされた気がした。

きっとリベンジしたい。またみんなで一緒に。

TeamBNP

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