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Rapha Ride 伊豆

EVENT

2013.05.27

5月25日(日)に、Rapha Women's 100 へ向けてのプレライドとして開催された、
Raphaが主催のライドに参加してきた。

今回は女性のみ20名で走るライドイベント。
私もこんなに女性ばかりで走るのは初めての経験。
道行く人にも奇異の目で見られるし、車の中の人もちらっと見ていく。
そのくらい、日本では女性がツーリングしているのって珍しいわけよね。

今回先導役をしてくれたのは、イギリス在住で現地では女性ライドを主催したりもしているという、とても積極的に自転車と関わっているYOKOさんという女性。今年のエタップ・デュ・ツール(ツール・ド・フランスのコースになっているステージを、選手じゃなくても参加できるレース)にも参加されるそうで、頼もしい方。

GarminのEdge500にMapデータを入れていた私は、大所帯を分けた時に先導など補助して欲しいと仰せつかったのだが、実はMapを起動させて走ったことがなくてGarminの使い方にちと不安をかかえつつ出発。

(案の定あたふたスイッチオンした結果、なぜかスタートストップボタンを2度押していたらしく、帰ってデータを見てみると、往路は全然ログが取れてなかった。)

競技じゃなくライドなので、とてもなごやかに緑まぶしい道を進む。
軽めの峠をおしゃべりしながらゆるゆると上るのも楽しい。
たまにはこうやってガツガツしないで乗るのも、メリハリがあっていいよね。

途中休憩した道の駅のようなところでは、地元野菜直販の鮮度の良さとお値段のうれしさに、参加者一同とびつきまくるシーンも!
何かあったら...と同行してくれているバンが、思いもよらず、野菜運搬してくれることに。

こんなふうに休憩時間を過ごすのも、女性だけならでは。
普段のように男性と一緒なら、ちょっと遠慮してしまうかもしれない。
(その前に、バックポケットや小さなサコッシュに野菜を入れて走れないか。)

* * *

Raphaが準備してくれていた道は、いつしかグッとロマンチックに。
ふと横を見ると水をたたえた田んぼが広がり、初夏の日差しを受けてきらきらと輝いている。少し目線を上げれば、新緑の山々が気持ちよさそうに風を受けている。曲がりくねった道の横には用水路が流れ、心地いい音がしていた。

ルートは再び上りに入り、それは途中立ち寄りのCSC(サイクルスポーツセンター)へ近づいていることを知らせていた。

この日はTour of Japanの伊豆ステージで、CSC周回コースを選手たちは走っている。ちょうどゴール間近の残り5周くらいのころに私たちは到着した。

ランチタイムでもあるので、到着後すぐにYUFUTA君たちが用意してくれたお手製のサンドイッチをいただく。買ってきたものではなくて「ライダーに用意するのはスタッフお手製の補給食でしょ?」という感じが、なんともたまらなく嬉しい。

ランチサコッシュを肩から下げて、みんなさっそくコース際へと急ぐ。
ちょうどのタイミングで先頭の選手が目の前を通過して、
わーっとばかりに、20名の黄色い声援(笑)
特にイタリアの選手は、2度見するように振り返っていった。

約1時間半ほどの観戦休憩をおえると、再び伊東駅まで戻る帰路に。
帰りは下り基調であっという間に進む。
このまま順調にライドも終わるかと思っていた矢先、残り距離が2kmほどのところで、ひとりのライダーがパンクした。

私たち数名はその前を走っていたので、先に駅に到着して後続を待った。
パンク修理はなかなか大変だったようだが、わざとではないのに、なんだか最後にパンクするなんて演出のようなトピックスだ。

ほどなく皆がそろって、今日一日を無事に楽しく走れたことをわかちあい、解散となった。

* * *

余談だが、この日の夕飯にと食べた地魚の刺身丼がめちゃくちゃおいしかったことを最後に記す。

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