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KNS#3野洲 ビワコマイアミランド

RACE

2012.11.27

今年で3回目の挑戦となる、マイアミ浜。
ヤシの木ゆれる快晴の中、いじわるぅな砂浜を走って来た。

湖の砂は粒子が荒いからなのか、湿っていれば硬く、割りと楽に乗車していけるコース。
なのに今年はコーステープが浜よりに寄せてあり、ふかふかの砂浜を行け!
という設定になっていた。
一方、松林の砂で滑るテクニカルゾーンはカットされていて、
高速コースになっていたと思う。

まずは土曜の昼に着いて、慌ただしく三船スクールに参加。
難しいコーナーや砂浜への入り方・出方をわかりやすく指導していただいた。
もしコーナーが得意になることができたら、コーナーの数だけ何秒かずつでも縮めらるので、今後競技を続ける上でもこれは大きな課題になると思う。その土台となる考え方を教わることができたのは大変よかった。
とにかくブレーキかけるな!足は回して行け!である。

スクールの後も何周か試走し、風は強かったがそんなに寒くも感じなかったので薄着で過ごしていたのだが、引き上げる頃になると喉の調子がおかしい。早めの時間に、おなじみのみずほの湯で風呂に入り交代浴でリセットするも、風呂から上がると頭が2倍くらいの大きさになったようにぼ〜っとする。。。

明けて日曜日。
今日はL1もC1も見届けた後に、我々の順番がくる。
スタートは13時半頃なので朝からなんの緊張もなく過ごす。
昨日の予兆はそのまま本格的に風邪の症状となって現れていて、鼻水が止まらない。。
無理してもしょうがないので、朝の試走はパスすることにした。

昼に試走ができる時間が少しあったので2周ほど走る。
昨日とはまた状況が変わっていたのは午前中に目視で確認していたので、
L1の選手が通った最善コースを元に何箇所か確認しておいた。
試走のあとも、今日はランニングだよね?ということで、短くダッシュ練を繰り返す。
スタートまではずっと体操したりストレッチしたり走ったりして、
常に体を動かしておいた。

C1が終わり、いよいよ出番で、前列に自転車を置く。
関西クロスでは順番はたぶん決まってないようで、いつも場所取りしたもの順になる。
2分ほど先行してスタートするC3を見送って、M2と混走のスタート。
って、すでにスタート位置がマスターズの中に食い込んでる女子が!
やべっ!おいてかれるぅ〜と、舗装のストレートを猛追する。

おそらく速い女子3人が前にいて、私の周りにも2人くらい近くにいる。
そのうちの1人とは、さっきから前後しながら同じくらいのペースで進んでいる。
どこかで引き離さなくては、それはどこがいい?ということを考える。

ここでアドバンテージになるのが、乗り降りのタイミングである。
ここしかない、という砂地からの上がりで乗車したとたんペースを上げた。
次の砂地まであまり距離がないので急ぐ。
長い砂地へ入りちらっと後ろを伺うと、思ったより後ろが離れてないことが確認できた。
ここからはバイクを押してランニング。
でも今年は違う!バイクにもたれかからない、胸をはって息をする、できれば片手は腕を振って股関節を動かす、足全体で着地する、ということを実践。
不思議とランニングも辛くない。
ようやく乗車できるところまできて、また下ハンでペースアップして走行区間へ。
折り返して後ろが見渡せるシケイン過ぎたところでかなり離れたことを確認。

ここまでくれば、あとはそつなくこなして、スピードを徐々にあげられるようになれば、前との差を縮められると思い、モチベーションアップ。

やはり試走で頭の中をまとめることができると、乗っていても感覚が違う。
ここはこのラインで足を止めない、立ち上がりは後輪が少しよれる感覚があっても大丈夫、ここは降車してあそこまで行ってから乗る、なんてことがだんだん感覚的にフィットしてくる。
すると、スピードを出すことができる。そして、なんか楽しい!

* * *

実りあるレースを終えて翌朝から何年ぶりかのひどい風邪。
頭は重く、自分の舌を噛み切っても麻酔がかかったようにぼわ〜んとする。
鼻水がたまるのに、粘度が高くて出て行かない。
咳も怒涛のごとく出続け、喉が裂けそうであった。

ひとまずそこそこ辛い風邪まで回復したものの、
次のGPMはDNS濃厚である。ち〜ん。


[Result] 4th.
[Next] GPM#4 (SAITAMA)

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